リスクを引き受ける戦略

北朝鮮問題のときのような、市場がリスク回避的になった時にとり得る行動はなんでしょうか。

北朝鮮の核によって市場が恐怖にさらされます。核による攻撃は経済基盤そのものが破壊されますので、価値がなくなる商品も多いことでしょう。レバレッジをかけていたり、顧客のお金を運用していたら、実際に事が起こるのは困りものです。

ですから、市場には多少のコストは払っても実際に事が起きた時に困らないようにしたいという衝動が駆け巡ります。では一体このコストは誰が受け取るのでしょうか。それはリスク回避局面で買いに回った人たちです。

リスク回避は通常過剰に行われるものです。なぜなら会社を吹っ飛ばすようなリスクは100倍安全に見積もるべし、という考えが普通だからです。リスク回避をする彼らは儲かっています。ものすごい額儲かっています。彼らにとってそのリスク回避に支払う額ははちっぽけなものなんです。

個人投資家はこれをありがたく頂戴する。いいじゃないですか。大人が放り投げた頭と尻尾だけをおいしくいただこうじゃないですか。この行動は年間のリターンを数パーセント押し上げるかもしれませんよ。