リスクを引き受ける戦略 その2

前回の続きです。

さて、リスクを引き受ける戦略において、引き受けてよいリスクと引き受けるべきでないリスクがあります。見分け方は単純です。

それは実体経済における生産活動への影響の有無です。市場がリスク回避的になったからといって(核ミサイルが飛んでくるかもしれないといって)生産活動を自粛する企業があるわけではありません。

実際に影響が出るのは、北朝鮮と直接取引をしている企業です。経済制裁のために北朝鮮の安価な労働力を利用しにくくなります。(中国やインド、ロシアの一部の企業が当てはまるでしょうか)

つまり引き受けるべきでないリスクとは、これらの企業に関わることです。

通常リスク回避的になったあと、市場のムードが元に戻れば株価は元に戻ります。しかし、実際に生産活動に影響を受けた企業の株価は戻りません。なのでリスク回避的になったからといって何でも買ってよいわけではなく、経済活動への影響がないことを確認しなければいけません。

しかし我々には選択肢があって、ETFなどで経済全体に投資することで、これらの影響を希薄化することもできますから、やはりリスクを引き受けるのがよい。


まとめると、次に北朝鮮が行動をしたら、盲目的に世界中の株式ETFを買いまくれ、ということになります。短期の勝負なので信用枠目一杯がいいですよ。3回くらいに分けて底を拾うイメージで。なので株価が戻った今は目一杯買うのではなく、ある程度信用枠を残しておいてくださいね。そこのうおこしくん、君のことだ。