神戸製鋼所についての投資判断

うおこしは手を出さないことを誓います。(手を出したくなるのを戒める)

まず業種としては割安感ありますので買いたいセクターではありますが、だったら新日鐵JFEを買えばよい。この2銘柄は割安株投資ウォッチ対象(サテライトに組み込む候補)ではありますが、買うところまでは至っていません。まだ確信が持てない。

また神戸製鋼所みたいな事件を起こすと、一気に評価が難しくなります。たいていは過剰反応のために一時的に割安になるのですが、今回はどうでしょう。事件発覚による追加のコストは誰が、どのくらい負うことになるのか、ということが争点です。

うおこしはそのあたりの勘所がないので、手を出しません。これがいちばん大事なことかと思います。投資の世界は無知のまま飛び込まないことです。

ですから投資初心者は、アメリカは世界のリーダーで、この先も安泰だ、ということを知っているのであればアメリカ株に満遍なく投資するのがいい。つまりS&P500のETFを買えばいい。

知っていることを入り口として投資を始めるべきです。

会社員であれば、自身の属する業種の様子や構造をよく知っているので、そのあたりから始めてみればいい。

うおこしはド理系なので株式投資を自然現象に例えるのが好きです。自然や生物、物理現象であればよく知っているので、相似な現象が株式市場でも起きるという前提に立てば、かなりのことを「知っていること」にすることができます。ですから大胆な行動が取れるのです。

最近でいえば銀行株はお財布がなくなるまで買えばいい。経済の慣性が強すぎて逆の動きをしようがないのです。ただし上昇はゆっくりです。ですが確実です。ロシアもそうです。石油もそうです。21世紀になりましたが、結局石油天然ガス供給が安定的経済成長の要になります。これはおそらく変わらない。新しいエネルギーが出てきても、それ以上に古いエネルギーがほしい人が増えています。1バレル50ドル台は現在では価格が拮抗しますが、将来はそうではないでしょう。仕組みを持っている人たちは黙っていても儲かるようになる。ここ数年はそうではなかっただけです。結局元に戻る。銀行も同じですね。なので三菱UFJやエクソンなどに投資しているのです。原油そのものに投資してもいい。金利そのものに投資してもいい。ただし企業に投資する方が基本的には勝ると考える。原油価格、金利という抽象概念はそれ自体価値を生み出しません。企業は価値を生み出します。

という予想を持って、来週からも銀行、原油、ロシア3本立てでポジションが育つのを見守っていきます。